今こそ知って選ぼう!ニトリル手袋

あらゆる製造業において今ではかかせない存在になった「ニトリル手袋」
新型コロナウイルス流行初期では入手困難となり価格も大幅に高騰しましたが、現在では安定供給と価格も落ち着いて来ております。

その中で現在「ニトリル手袋」に求められることは現場に適した使いやすいスペックの商品だと考えます。

今回は一言に「ニトリル手袋」と言っても様々な種類があることをご紹介いたします。

 

①一般的なニトリル手袋
ニトリル手袋がよく使用される現場は食品工場です。
その中でも大量に使用されるスペックが
”ブルー” ”PF(パウダーフリー)/粉無” ”掌厚み0.06mm” です。
※厚みについてはメーカー各社によって評価方法が異なります。

 

②カラー展開
ブルー以外にも”ホワイト、ピンク、グリーン”などのカラー展開がございます。
作業現場ごとに色分けをすることで工程管理異物混入時の現場特定のスピードUPなど様々な使い方ができます。

 

③パウダー付き/粉付き
そもそもニトリル手袋は内側に主にコーンスターチ粉をつけ装着しやすくした商品が一般的でした。
しかし、様々な理由と製造技術の進歩によりパウダーフリー(粉無)品が主流となり、粉付き品の廃盤が相次ぎました。
とはいえ付き品の装着しやすさを好まれて使用されるお客様も多く、特に湿気や水分の多い現場においてパウダーフリー品では装着に時間がかかる場合があり効率面で今でも採用されております。
粉付きの流通は減っておりますが弊社では厚み別での取り扱いを継続しております。

 

④厚手
厚みを薄くする技術が進歩し価格競争も激化する中で現状の”掌厚み0.06mm”が主流となっておりますが、
作業現場、内容によっては適していない場合がございます。
”突き刺し、引っかかりのあるものを扱う”や”強く握る作業”では”掌厚み0.10mm”以上の商品が望ましいとされております。
厚手商品を使うことで破れなどのロスが減り、異物混入のリスクを軽減できる場合は1枚あたりのコスト増でもランニングコストと品質管理の面で結果的にコストダウンになる場合もございます。
現在ご使用のニトリル手袋の厚みが適正であるかご検討をされてみては?

以上の通り弊社では現場目線で商品の選定のご協力をさせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

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